東匠ハウジング 新築コラム|Vol.8


「新築の見積りを取ったら、想像していたより1,000万円近く高くて…」
「土地から探すと予算オーバー。でも中古住宅は寒そうで不安…」

こんにちは、茨城県取手市の東匠ハウジングです。

これまでの7回のコラムでは、高性能住宅の基礎知識や、東匠ハウジングの2つの規格住宅ブランド「LINERA」「TRETTIO VALO」についてお話ししてきました。今回は少し視点を変えて、「新築を諦めかけている方への、もうひとつの選択肢」についてお伝えします。

それが、中古住宅を購入して、スーパーウォール工法(SW工法)の技術で高性能にリノベーションする「SWリフォーム」です。

「新築じゃないと性能はあきらめるしかない」——そう思っていた方にこそ、ぜひ最後まで読んでいただきたい内容です。


新築価格、実はここまで上がっています

「最近、家を建てるのって高くなった気がする」という感覚、実は数字で見てもその通りです。

木材や鉄骨などの建築資材価格は、2021年から2025年11月までの約5年間で約40%近く上昇しました。いわゆる「ウッドショック」以降、資材価格・人件費・輸送費のすべてが値上がりを続けています。

2026年の全国平均で見ると、新築戸建ての価格はおよそ3,800万円程度、首都圏に近いエリアではさらに高い水準です。実際、2026年5月時点の首都圏における新築戸建ての平均価格は5,000万円を超え、前年同月比でも上昇が続いています(アットホーム株式会社調べ)。

一方で、中古戸建ての平均価格は全国でおよそ3,000万円程度。新築との価格差は、決して小さくありません。

「予算的に新築は厳しいけれど、性能は妥協したくない」——そんな方が増えているのを、東匠ハウジングでも肌で感じています。

→関連記事:コラム1|なぜ今「高性能住宅」が選ばれているのか?


SWリフォームとは? — 中古住宅を「新築レベルの性能」に変える技術

SWリフォームとは、東匠ハウジングが新築で採用しているスーパーウォール工法の断熱・気密技術を、中古住宅のリノベーションに応用する工事のことです。

一般的なリフォームが「壁紙を張り替える」「キッチンを交換する」といった内装・設備の更新が中心なのに対して、SWリフォームは家の性能そのものを根本からつくり直す点が大きく異なります。

一般的なリフォームとSWリフォームの違い

項目一般的なリフォームSWリフォーム
主な目的内装・設備の刷新断熱・気密性能の根本改善
断熱材既存のまま、または部分的な追加硬質ウレタンフォームパネルで全面施工
気密測定実施しないことが多い全棟気密測定を実施
効果の実感見た目が中心光熱費・室温差・結露まで改善
工事範囲部分的断熱改修+間取り変更も対応可能

以前のコラムで「断熱=セーター、気密=ウインドブレーカー」というたとえ話をしましたが、SWリフォームは築年数の古い家に、新品のセーターとウインドブレーカーを一式着せ替えるようなイメージです。

→関連記事:コラム2|「断熱」と「気密」って何が違う?数値で見る家の性能


築40年の家が、ここまで変わる — 実際の施工事例

以前、取手市内で築40年の木造住宅をリフォームさせていただいたお客様がいらっしゃいました。

ご相談時のお悩みは「冬になるとリビングは暖かいのに、廊下とトイレが凍えるように寒い」というもの。典型的な、断熱・気密性能が低い古い住宅の症状です。

工事では、外壁・屋根・床を断熱で包み、家全体を囲みました。

お引き渡し後、お施主様からは「今までエアコン1台では効かなかったリビングが、この冬は本当に暖かい。廊下との温度差もほとんど感じません」というお声をいただきました。築40年の家でも、ここまで性能を引き上げることができるんです。

→関連記事:コラム4|全棟気密測定のこだわり — 数値で証明する家づくり


気になる費用は? — 新築とSWリフォームのコスト比較

「性能を上げるリフォームって、結局高いんじゃないの?」という疑問、とてもよくわかります。ここで大まかな費用感を比較してみましょう。

断熱改修の費用相場(一般的な目安)

工事内容延床面積目安費用相場
内断熱リフォーム25坪(約83㎡)約300万円〜
外張り断熱リフォーム25坪(約83㎡)約500万円〜
付加断熱(内外両方)30坪前後約700〜800万円

中古住宅購入+SWリフォーム vs 新築のトータルコスト比較(イメージ)

項目新築(規格住宅)中古購入+SWリフォーム
土地・建物取得費土地代+建物本体2,000万円台〜中古物件価格(立地により変動)
性能向上工事費標準仕様に含む数百万円規模(工事範囲による)
工期約4〜6ヶ月物件により約2〜4ヶ月
立地の自由度土地探しから既存の街並み・希望エリアで選びやすい

もちろん、物件の状態や工事範囲によって金額は大きく変わりますので、あくまで目安としてご覧ください。ただし、「希望のエリアにすでにある中古物件を活かしながら、性能だけを新築レベルに引き上げる」という選択肢が、結果的にトータルコストを抑えられるケースは少なくありません。

なお、2026年は断熱窓への改修を対象とした「先進的窓リノベ2026事業」など、国の補助金制度も活用できる可能性があります(2025年11月28日以降着工の工事が対象、2026年12月31日までの申請完了予定)。制度の詳細や対象条件は年度によって変わるため、ご相談時に最新情報をご案内しています。


SWリフォームの施工フロー


SWリフォームは、一般的に以下のような流れで進みます。

  1. 相談・現地調査:ご希望の性能・予算・ライフスタイルをヒアリングし、既存住宅の劣化状況や構造を調査します
  2. 物件探し(購入前の場合):不動産部門と連携し、リフォームに適した物件をご提案します
  3. 設計・お見積り:断熱改修範囲、間取り変更の有無などを踏まえたプランをご提案します
  4. 工事:解体・断熱パネル施工・サッシ交換・内装仕上げまで、一貫して施工します
  5. 気密測定:新築同様、全棟で気密測定を実施し、数値で性能を確認します
  6. お引き渡し:測定結果シートとともに、性能を数値でご説明します

新築とほぼ同じ品質管理のプロセスを、中古住宅のリノベーションでも徹底しているのが東匠ハウジングの特徴です。


不動産探しからワンストップでご相談いただけます

SWリフォームを検討する際、多くの方が最初につまずくのが「そもそもどの中古物件を選べばいいのかわからない」という点です。

東匠ハウジングでは、不動産の情報探しからリフォーム工事まで、ワンストップでご相談いただける体制を整えています。「この物件、リフォームに向いているか見てほしい」「予算内でどのエリアなら中古物件が見つかりそうか」といったご相談も大歓迎です。

構造や断熱改修のしやすさは物件によって差があるため、リフォーム前提で物件を探す場合は、早い段階で建築側の視点を入れることが失敗しないコツです。


住みながらの工事はできる?

「今住んでいる家をリフォームしたいけれど、工事中はどこに住めばいいの?」というご質問もよくいただきます。

工事範囲によっては、住みながらの部分的な施工が可能な場合もあります。一方で、断熱改修の範囲が大きい場合(外壁全体や床下を含む大規模な工事など)は、一時的な仮住まいをおすすめするケースもあります。

いずれにしても、ご家族の状況やスケジュールに合わせて、無理のない工事計画をご提案しますので、まずは率直にご希望をお聞かせください。


よくあるご質問(FAQ)

Q:中古住宅ならどんな物件でもSWリフォームできますか?

A:木造軸組工法の住宅であれば多くの場合対応可能ですが、構造の状態によっては補強工事が必要になることもあります。まずは現地調査で、耐震性や劣化状況を確認させていただきます。物件購入前の段階でご相談いただければ、構造面のリスクもあわせてアドバイスできます。

Q:新築とSWリフォーム、結局どちらがお得なのですか?

A:一概にどちらが得とは言い切れません。土地探しからの新築は自由度が高い反面、土地代を含めた総額は高くなりがちです。一方でSWリフォームは、希望エリアの物件をそのまま活かせる分、立地条件によってはトータルコストを抑えられることがあります。ご予算とご希望のエリア、住みたい家の広さなどを整理しながら、一緒に最適な選択肢を考えていきましょう。

Q:補助金は使えますか?

A:断熱窓の交換など、対象となる工事内容によっては国や自治体の補助金制度を活用できる可能性があります。制度は年度ごとに内容や申請期間が変わるため、ご相談いただいた時点の最新情報をもとにご案内しています。


まとめ — 「あきらめる」前に、もう一つの選択肢を

新築の価格が上がり続けるいま、「性能の良い家に住みたいけれど、新築は予算的に難しい」と感じている方は、決して少なくありません。

東匠ハウジングでは、そうした方々に向けて、中古住宅+SWリフォームという第三の選択肢をご用意しています。新築で培ってきた断熱・気密の技術と、全棟気密測定というこだわりは、リフォームでも変わりません。

「新築は無理そうだから」と選択肢を狭めてしまう前に、一度お気軽にご相談ください。中古物件の探し方から、性能向上リフォームの内容まで、包み隠さずご説明いたします。

取手市・守谷市・つくばみらい市エリアで「新築以外の選択肢も検討したい」という方は、ぜひ東匠ハウジングまでお問い合わせください。

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