東匠ハウジング 新築コラム|Vol.9
「そろそろ手狭になってきた事務所を、新しく建て替えたい」
「独立して、自分の店舗を構えたいけれど、住宅会社に頼んでいいものか迷う」
こんにちは、茨城県取手市の東匠ハウジングです。
これまでの8回のコラムでは、高性能住宅の基礎知識や、LINERA・TRETTIO VALOといった規格住宅、そしてSWリフォームについてお話してきました。今回は少し毛色を変えて、「住宅だけじゃない、東匠ハウジングの事務所・テナント建築」についてご紹介します。
実は東匠ハウジングでは、ここ数年で事務所やテナントの新築・改装のご相談が着実に増えています。「工務店=住宅を建てる会社」というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、住宅で培った技術は、働く場所づくりにもそのまま活かせるんです。
なぜ住宅会社に事務所建築の相談が増えているのか
東匠ハウジングに事務所・テナント建築のご相談をいただく方には、いくつか共通点があります。
- 個人事業主として独立し、店舗や事務所を新しく構えたい
- 会社の成長にあわせて、より快適な執務環境に建て替えたい
- 老朽化した賃貸テナントから、自社所有の建物に切り替えたい
- 住宅を建てた実績と信頼感から、そのまま事務所の相談もしたい
共通しているのは、「せっかく建てるなら、居心地の良い空間にしたい」という想いです。そしてその「居心地の良さ」を実現する技術こそ、東匠ハウジングが住宅で長年こだわってきた断熱・気密性能なのです。
住宅の断熱・気密技術は、働く場所でこそ効果を発揮する
オフィスの温度環境は生産性に直結する
「事務所の性能なんて、住宅ほど気にしなくていいのでは?」と思われるかもしれませんが、実はオフィスの温熱環境は働く人の生産性に大きく影響することが、さまざまな研究でわかっています。
早稲田大学の田辺新一教授がコールセンターで行った調査では、室温が1℃上がると生産性が2%低下するという結果が報告されています。また、室温を20℃から25℃に近づけると、タイピングのミスが大幅に減り、作業量が増えたという研究結果もあります。ヘルシンキ工科大学とローレンス・バークレー国立研究所の共同研究では、一般的な職場での適温は22℃前後とされています。
つまり、室温のムラが少なく、常に快適な温度を保てる空間をつくることは、そこで働く人たちの集中力やパフォーマンスを支える、立派な経営判断だと言えるのです。
東匠ハウジングが事務所に応用している技術
東匠ハウジングでは、住宅で採用しているスーパーウォール工法(SW工法)の断熱・気密技術を、そのまま事務所・テナント建築にも応用しています。
項目一般的な事務所建築東匠ハウジングの事務所建築
断熱性能法定基準を満たす程度が中心住宅同等の高断熱パネルを採用
気密性能測定しないケースが多い気密測定による数値確認が可能
室温のムラフロアや窓際で差が出やすい建物全体で温度差を抑制
光熱費空調負荷が高くなりがち断熱性能により空調効率が向上
快適性の説明感覚的な説明にとどまりがちUA値・C値など数値で提示
Vol.2のコラムでお伝えした「断熱=セーター、気密=ウインドブレーカー」というたとえは、実は事務所にもそのまま当てはまります。従業員やお客様が長時間過ごす場所だからこそ、住宅と同じ発想で「暖かさ・涼しさを逃さない箱」をつくることが、快適な職場環境の土台になるのです。
→関連記事:Vol.2|「断熱」と「気密」って何が違う?数値で見る家の性能
2026年、非住宅建築物の省エネ基準も強化されています
見落とされがちですが、事務所やテナントなどの非住宅建築物にも省エネ基準の規制強化の波が来ています。2026年4月からは、延床面積300㎡以上2,000㎡未満の中規模非住宅建築物を対象に、省エネ基準が引き上げられました。これまで大規模建築物(2,000㎡以上)に適用されていた基準が、中規模の建物にも広がった形です。
将来的には、より小規模な建築物についても段階的に基準が引き上げられていく方向性が示されています。事務所やテナントの建築を検討するタイミングは、まさに性能について見直す良い機会とも言えます。
実際の施工事例から
以前、守谷市内で事務所の新築をご依頼いただいたことがあります。ご要望は「来客対応もできる落ち着いた空間にしたいけれど、光熱費はできるだけ抑えたい」というものでした。
住宅と同じスーパーウォール工法のパネルを採用し、窓は南面に大きく取りながらも高断熱サッシで熱の出入りを抑える設計に。完成後、お客様からは「夏も冬も、思っていたよりずっとエアコンの効きが良い。お客様をお迎えする応接スペースの居心地も好評です」というお声をいただきました。
住宅で積み重ねてきた気密施工のノウハウは、こうした事務所建築でも、そのまま強みとして活きています。
→関連記事:施工事例ページ
事務所・テナント建築の流れ
東匠ハウジングでの事務所・テナント建築は、おおむね以下の流れで進みます。
- ご相談・ヒアリング:用途(事務所・店舗・両方)、想定人数、来客対応の有無などを丁寧にお伺いします
- 土地・物件の確認:既存の土地を活用する場合も、新たに探す場合もサポートします
- プラン・お見積り:断熱・気密仕様を含めたプランをご提示します
- 設計・確認申請:用途地域や建築基準法上の制約を踏まえて設計を進めます
- 施工:住宅と同じ品質管理体制で、パネル施工から内装仕上げまで対応します
- お引き渡し
住宅で培った施工品質の管理体制を、事務所建築でも同じように徹底しているのが東匠ハウジングの特徴です。
住宅も事務所も手がけられる工務店の強み
事務所・テナント建築を専門とする会社は数多くありますが、「住宅で培った高性能な断熱・気密技術」を事務所建築にそのまま持ち込める会社は、決して多くありません。
依頼先得意なこと気をつけたい点
事務所建築専門会社オフィスレイアウト、用途地域対応断熱・気密は標準仕様どまりのことも
住宅系ハウスメーカー高性能住宅の実績事務所・店舗の実績が少ないケースも
東匠ハウジング住宅の高性能技術を事務所にも応用可能大規模ビルなど専門性の高い案件は要相談
「住宅もお店も、結局は"人が長く過ごす場所"という意味では同じです。だからこそ、住宅で培った"快適さを逃さない家づくり"の発想を、事務所やテナントにも惜しみなく注ぎたい」という想いです。押し売りではなく、あくまで「選択肢のひとつとして知っておいてほしい」というスタンスでご相談をお受けしています。
よくあるご質問(FAQ)
Q:住宅と事務所、どちらも同時に相談できますか?
A:はい、可能です。自宅と事務所を同じ敷地内に建てたい、あるいは店舗併用住宅にしたいといったご相談も承っています。断熱・気密の考え方は共通しているため、住宅部分と事務所部分をあわせてご提案できます。
Q:小規模な事務所やテナントでも対応してもらえますか?
A:もちろんです。個人事業主の方の小規模な事務所から、テナントビルまで、規模に応じてご相談いただけます。まずはご希望の広さや用途をお聞かせください。
Q:事務所建築でも気密測定はできますか?
A:可能です。住宅と同様に、ご希望に応じて気密測定を実施し、C値という数値で性能をご確認いただけます。快適な職場環境を数値で裏付けたいという企業様におすすめです。
→関連記事:Vol.4|全棟気密測定のこだわり — 数値で証明する家づくり
まとめ — 働く場所も、暮らす場所と同じようにこだわってほしい
事務所やテナントは、住宅と同じくらい、あるいはそれ以上に長い時間を過ごす場所です。だからこそ、断熱・気密といった「見えない性能」にこだわることが、そこで働く人の快適さや生産性、そして光熱費という経営コストにまで影響してきます。
東匠ハウジングでは、住宅で積み重ねてきたスーパーウォール工法の技術と品質管理を、事務所・テナント建築にもそのまま活かしています。取手市・守谷市・つくばみらい市エリアで「事務所やお店を新しく建てたい」とお考えの方は、住宅会社という枠にとらわれず、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
お問い合わせ・ご相談はこちら → 東匠ハウジング お問い合わせページ
これまでのコラム記事